2PACK TOTE
MAKE ART YOUR ZOO 10周年記念アイテム
気がつけば１０年。
日本の職人によるMADE IN JAPANのクオリティーと
デザイナーの自由な発想によって生まれたオリジナリティーと機能性を兼ね備えた
MAKE ART YOUR ZOO のバッグたち。
１０年間、作り続けて来た今だからこそ完成した
全く新しいアイテム「2PACK TOTE(２パックトート)」をご紹介します。
２パックトート
ロジカルなプロセスから生まれたユニークなフォルム。
今までになかったトートバッグです。
アイデアが生まれるきっかけ
巾着のように、紐だけで開閉する
面白いデザインのヴィンテージのバッグを見つけ、
この構造にインスパイアされて、新しい形のトートバッグの
デザインを考えてみようと思いました。
デザインが商品として形になるまでの経緯
デザインが最終形に到達するまでに変化した部分は沢山ありますが、
一番の大きな変化は開閉方法です。
ビュッと引っ張って開けて、シュッと絞って閉める
最初にインスパイアされた「紐で開閉するデザイン」をコンセプトに
ファーストサンプルを制作。
デザインの面白さが感じられる仕上がりで、とても気に入っていました。
ところが、サンプルを試用テストしてみると、残念なことに、想像以上に使いづらい。
開閉するのに力が必要で、開閉をスムーズにするために
職人と何度もコミュニーケーションを重ね、ベストな方法を模索しました。
最初の「紐で開閉するスタイル」で生まれた
丸くふっくらとしたフォルムのユニークなデザインを活かしながら、
「使いやすさ」を優先し、思い切ってマグネットとゴムを併用、
「ビョーンと伸ばして開き、パチッと閉める」新しいスタイルにたどり着きました。
イメージを具体的に形にしていく過程での技術的な苦労
「紐だけで開閉するスタイル」を蛇腹の形状にすることは難しく、
熟練の職人さんだから形にできたデザインです。
さらに、その形状を保ちつつ、「マグネットとゴムで開閉するスタイル」に変更したので、
何度もサンプルを作り、全て１ヶ月程度のテスト試用を行い、
企画がスタートしてから商品化まで辿り着くのにとても時間がかかりました。
小さな工夫と使いやすさへのこだわり
外ポケットにカバーがついているのがとても便利。
飲みかけのペットボトル、あまり見られたくない
私物なども隠せる仕様で、とてもスマートです。
そして、３つのハンドル。
ハンドルが３つあるトートなんてあまりないと思いますが、
手持ちと肩掛けに使い分けられて大変便利です。
実際に毎日使用してみて
例えば小さい子供がいて、子供の物は右側、
仕事道具は左側というように、
左右のパートを自分の必要な用途に合わせ、
分けて使えるところが魅力です。
お客様からの声を商品に
以前、お客様から鍵や定期券を探さないで済むように、
バッグにキーリングを付けて欲しいとリクエストを受けました。
ところがキーリングを付けると、コストが上がってしまうので、
紐、リング、カラビナなどを取り付けることができる
小さなストラップをバッグの内側に施しました。
気づかないような小さな工夫ですが、便利ですのでぜひ使ってみてください。
